懐妊マネジメント

12月3日、「自然療法における懐妊マネジメントと不妊治療へのサポート」(IMSI主催)という講習会

に参加しました。

講師はメラニー・コールマンさん、自然療法の進んでいるオーストラリアのナチュロパスです。

西洋医学ドクターではなく、クライエントさんに状態を診て

薬草(ハーブ)を処方できる自然療法家(ナチュロパス)という方々が存在します。

オーストラリアはその分野での進展も顕著だとのこと。


アロマセラピストとして、不妊カウンセラーとして不妊治療を行っている方々へのケアを行っている

私にとっては、とても興味深く、楽しみにしていた講座でした。


日本では漢方専門の薬剤師にあたるのでしょうか、

さまざまな症状、既往、またからだと心のすべてを診て、見立てをたて、

そこからハーブを処方していくようです。


これから懐妊をするためのケアについての具体的な話ばかり、

参考になることばかりの濃い内容でした。


これから妊娠したいという人にとって、

医学的な治療だけでなく、全人間的なものをケアすることがとても大事なのだと

再確認しました。


とくに

強く心に残ったのは、



「たとえば、今目の前にレモン、梅干しがあると想像してみてください。

あなたの口に唾液がたくさん出てきますね。

このような力が体に備わっており、これこそが力です」

という内容をメラニーさんはおっしゃっていました。


「きっとこういうふうになる」そう具体的な言葉をだし、

イメージをもつこと。


そうすると、からだはそのように動いてくれるとも話していらっしゃいました。

ひるがえって、

ネガティブなことを想像したり、考えれば

からだもそう反応するということ。



たまに想像することがつかれることがあります。

そうならないかもしれないのに、「そうできる!」と思うには

とてもパワーが必要です。


心が折れるときもたくさんあります。


でも、

人はきっと自分の中に存在する「力」で、立ち直ることが可能なのだと、

そう教えられた気がします。


一方、

一人で立ち向かうには限界があることもあります。

そんなときは、

誰かに「助け」を求める方法もあります。

自然療法にはまだまだ未知の部分も多いですが、

その分、未知の可能性を秘めています。



アロマセラピーを通して、マタニティを待っている方に何ができるか、

また改めて考えさせられました。

赤ちゃんをその手に抱くまで、一緒に走れるセラピストでいたい、

そう思いながら。



























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